2級建築士の製図試験

２級建築士の試験には、学科試験と製図試験があります。学科試験の合格者のみ、製図試験の受験が可能となっています。この両方の試験を突破すれば、晴れて2級建築士試験の合格となります。合格率は約4分の1程度と言われています。それなりに難関のようです。特に、昨今、耐震偽装の問題が取りざたされており、その関係もあり、試験がより難しいものになっているようです。

製図試験の対策としては、作図問題、エスキスとその記入内容のポイントを押さえて、しっかりとプランを立てることだと思います。過去問題の出題傾向を押さえて、適切な学習ができるように、資格試験の学校等に通って、専門家の方の指導を受けるのも良いと思います。独学でも合格する人はいますが、やはり同じ志を持った仲間と共に良い指導者の下勉強した方が、より中身の濃い勉強が出来、モチベーションも維持できるでしょう。２級建築士のための対策講座はたくさんあると思いますので、説明会や見学等にいってみて、自分が合うと思った講座を受けてみると良いでしょう。

先ほど、私は資格試験の学校に通ってみることも良いということを述べてみましたが、それでは２級建築士の試験は、独学でも可能なのか？それについて考えてみたいと思います。
独学というのは、自分のペースで出来るというメリットはあります。自分をしっかりとコントロールできる自信がある人は、独学でも十分合格は可能だと思います。

但し、独学で勉強するにしても、各種資格試験予備校等の説明会や見学には、一度行ってみることをお勧めします。こういった資格試験の学校は、最新の試験の傾向や課題について知ることが出来るからです。独学ですと、こういった情報に関しては、どうしても遅れをとってしまうことがあるので、このような説明会のようなものを積極的に利用すると良いでしょう。

2級建築士の製図試験の解答速報に関しては、各種スクールがこぞってやっています。代表的なところでは、LECやコスモ建築塾、日建学院等ががありますね。解答速報が気になる方は、そちらの方にお問い合わせされると良いと思います。また、ウェブサイト等でも解答速報を載せているところもありますので、そちらを参照されるのも良いと思います。

2級建築士の製図試験の試験結果は、財団法人である建築技術教育普及センターのウェブサイトで見ることが出来ますので、そちらも合わせてご参照されると良いのではないかと思います。