人工膝関節の名医・小堀眞とは
小堀眞さんは、人工関節手術のスペシャリストとして、TBSテレビの「世界のスパードクター8」で紹介された名医です。聖隷三方原病院の医師として活躍されています。
小堀眞先生は、整形外科の領域のスーパードクターなのですが、とりわけ彼が専門としている変形性膝関節症及び人工関節に関しては、うまくいけば20年以上の持続力があるといわれています。但し、金属間の半月板の役割を担うプラスチック製の骨セメントが磨り減る場合があり、その場合は再手術の可能性もあります。
聖隷三方原病院においては、全ての手術において小堀眞さんがかかわるようにされているそうなので非常に心強いと言えます。ちなみに、聖隷三方原病院では、年間200件程度の人工膝関節手術を行っているようです。
人工膝関節の治療
人工膝関節の治療をご説明致しますね。まず、変形した軟骨や骨を削ります。そして、その表面に金属を被せるわけなのですが、そこには隙間ができます。その隙間に、高分子樹脂であるポリエチレンを入れるのが、人工膝関節の手術ということになります。小堀眞先生が人工膝関節手術の名医として知られる最大の理由は、手術の際に必要な骨セメントや金属、ポリエチレン樹脂等の器具や道具を、患者一人ひとりに対してオーダーメイドしてくれる点にあります。患者ごとに膝関節の形は骨の面の向きや角度等、細かい点を見れば本当に様々なのですが、その細かい点までも患者の方一人ひとりに合わせてオーダーメイドしてくれるので、人工膝関節としては非常にクオリティの高いものになります。ミリ単位のズレも妥協せず人工関節に必要な道具を加工してくれるのです。
このようにきめ細かな手技が反響を呼び、現在小堀真先生の手術を受けたい場合、1ヶ月待ちの状態になっているそうです。
人工膝関節のリハビリ
小堀真の聖隷三方原病院では、人工膝関節の治療・手術からリハビリまで面倒を見てくれます。人工膝関節手術後のリハビリとしては、手術の翌日は、車椅子に乗ることから始まり、膝の曲げ伸ばしを行う訓練であったり、脚の筋力を鍛える訓練であったり、また最終的には歩行訓練までを行います。退院まで、このリハビリを行っていくわけです。手術してから歩けるようになるまでの期間は、個人差がありますが、早い人ですと、手術の翌日から歩行が可能となります。通常ですと、手術後、2、3日程度で歩行が出来るようになるようです。