膝に水がたまる

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膝に水がたまる原因と症状

膝の関節は、非常に複雑な動きをします。そして絶えず人体の加重に酷使されている状況になっている部位でもあるわけです。ですから、その膝に負担がかかりすぎて、最終的に膝の病気や痛みに繋がってしまうことがあるのです。その最も典型的な症状が、「膝に水がたまる」という症状です。スポーツをしている人はなりやすいようで、バレーボールをしていた私も、サッカーをしていた弟もこの症状に悩まされました。膝を曲げる時なんかは、特に痛いですね。腫れがあり、痛みがあまりにも強烈な場合は、この関節水腫の恐れがありますので、医者にご相談されることをオススメ致します。
ここでは、どうして膝に水がたまるか、そのメカニズムと症状、治療法について、見ていこうと思います

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膝に水がたまるメカニズム

膝は複数の骨が複雑に機能し合っているわけですが、その膝関節には、関節液(滑液)という潤滑油の様な液体が骨膜から分泌されています。その分泌液により、骨膜や関節軟骨が保護され、スムーズに動かすことが出来るわけです。

「膝に水がたまる」というのは、この関節液が過剰にたまってしまっている状態のことを言います。正式には関節水腫と言います。この関節液(滑液)は、濾出液に、ヒアルロン酸及びムコ多糖体というものが加わった成分です。この滑液の正常な分泌量は、0.5〜3.0ccなのですが、無理な力が加わったり、それが繰り返し起こる状態ですと、骨膜が刺激されて炎症を起こしてしまいます。それにより、骨膜の機能のバランスが崩れてしまい、関節液(滑液)が過剰に分泌されてしまうのです。