一級土木施工管理技士

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一級土木施工管理技士の実地試験

土木施工管理技士になるためにうけなければならない試験を、土木施工管理技術検定といいます。一級土木施工管理技士の試験は、学科試験と実地試験に分かれています。実施するのは、国土交通大臣指定の試験機関である財団法人・全国建設研修センターにより行われます。

その中でも特に、学科試験の合格者が受験できる実地試験は難関となっています。土木工事の経験に基づいた施工管理上の問題点と対処法について記述するものであったりと、より現場の能力に即した形で試験が行われるようです。また、施工経験の記述においては、自分自身の工事経験の記述を書かなければならず、自分の経験でないことを書いたことが判明すると即失格になりますので、お気をつけ下さい。

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一級土木施工管理技士の合格率

毎年、約6万人が受験していると言われる一級土木施工管理技術検定ですが、どの程度のハードルと考えれば良いのか?ここではそれについてお話します。

1級土木施工管理技士の合格率ですが、一次学科試験と二次実地試験とに分かれています。一次試験の学科で合格した人のみ、二次の実地試験を受けられるという仕組みです。一次学科試験の合格率は、概ね50パーセント前後でほぼ一定な感じでしたが、平成20年は、70.5パーセントと高い合格率となりました。

二次実地試験の合格率は、平成7年度までは、50パーセント〜60パーセントあたりでしたが、平成18年度は31パーセント、平成19年度は36.7パーセントと、合格率が下っています。二次試験は、次年度までの持ち越しが可能となっています。従って、1次試験と2次試験の両方を一発合格できる確率は、30〜40パーセントと考えて良いでしょう。