とうもろこしの栄養とカロリー
とうもろこしの栄養は、たんぱく質、脂質、炭水化物という三大栄養素を豊富に含んでいます。また、胚芽の部分には、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンE、ビタミンCの他、葉酸、無い亜心、銅、亜鉛、マグネシウム、カリウム等、各種のミネラル類を豊富に含んでいます。さらに、食物繊維も豊富に含んでいます。フキやセロリなんかよりもはるかに多くの食物繊維を含んでいますので、便秘にお悩みの方にもオススメ出来る食材です。さらに、リノール酸も豊富ですから、動脈硬化等の予防にも良いでしょう。
カロリー的な面ですが、100gあたり99kcalとなっています。とうもろこしは、1本あたりの重さは、300〜450g程度です。糖質が主な成分となっていますので、決して低くはありませんが、過剰に摂取しなければ、カロリーを取りすぎるということは無いでしょう。
とうもろこしのゆで方
それでは、この栄養豊富なとうもろこしの茹で方を見てみましょう。とうもろこしは、皮付きのまま買ってきましょう。でないと鮮度が落ちるからです。時間が経つと甘みが減少しますので、早めに調理してしまいましょう。
まず、最後の一枚の皮だけ残して、皮をむきます。ひげも残しましょう。その後、さっと水で洗います。次に、浅鍋にとうもろこしを慣れべて、水1000ccに塩大さじ2杯を加えて、そのまま茹でます。茹で上がると、ざるにあけます。荒熱がとれたら、皮とひげを取り除きましょう。品種により茹でる時間は異なります。沸騰後、キロロ、めぐみは8分、味来は5分茹でましょう。
以上を実践すれば、とうもろこしの栄養価は逃げず、美味しく茹で上げることが出来るでしょう。
とうもろこしの成分
とうもろこしは、栄養バランスが非常に優れた食材であるということは先に述べたところですが、ここでは特に、注目成分といえる食物繊維についてさらに掘り下げたいと思います。
とうもろこしに含まれる食物繊維は、セルロースといい、これが非常に豊富なのが特徴です。便秘の予防効果は当然のことながら、食物繊維は、大腸がんの予防にも繋がります。また、高い美容効果も期待できます。
さらに、とうもろこしの完熟粒の胚芽を原料にして生成されたコーン油は、ビタミンEやリノール酸を豊富に含む、非常に高い健康効果が期待出来る油となります。
ただ、注意点があります。とうもろこしは、消化があまり良くありません。ですから、よく噛んで食べることを心がけると良いでしょう。